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木村 靖 「現代漆皮展」 @岡崎
今日は、時間の合間を縫って 木村 靖 「現代漆皮展」 にお邪魔しました。

平安神宮の近く、細見美術館にある茶室、古香庵で開催されています。

建物3階にある茶室の前まで進むと、素敵な生花に迎えられます。



その生花の花器こそが 漆皮(しっぴ)による製品です。

漆皮は読んで字のごとく、“漆で固めた皮革”のことで、その技法の源流は奈良平安時代までさかのぼります。

今回の展覧会は、その技法を踏襲しながら、当時は到達することが困難だった現代の皮革に関する技術を織り込み、「いま」の感覚で造形された製品によるものです。


現代漆皮は 「大きなものを、軽い重量で」 作成することを可能にしました。それを最も特徴的に表現したのがコチラ。



後ろの掛け軸と比して、そのものの大きさを知ることが出来ます。
ここにも素晴らしい生花があるのですが、その花器自身は一人で持ち運びが可能な重量です。
そうでありながら、花器の大きさが支える生花の迫力は、他で見ることが出来ないものです。


そして、花器にとどまらずこのようなものも。



抹茶茶碗です。陶器ではあまり見られない平滑な面と、荒々しく見える面が一つの器に混在しており、豊かな表情を作ります。


私が好きになったのはコレ。



酒器、杯です。上から杯をのぞくと、緩やかな曲線が中心に向かっており、お酒を張って上からのぞいたときの香りや風景を想像してしまいます。




ちなみにこちらを飾り付けている台は、今回の作者である木村靖さんの義理の息子さんの手によるものです。器の緩やかな曲線に対して、直線的な造形が素敵です。しかしながら冷たいだけの直線でないところがまたいいです。

さらに器の脇を飾る葉も、漆皮による造形です。




作者の木村靖さん、素材提供と後援をする中村産業の会長です。


実は私、この漆皮の展覧会を見るのは二回目、見れば見るほどほかの素材での造形では得られない魅力があると感じています。

こちらの展覧会、本日10月26日〜31日まで細見美術館3F茶室 古香庵にて11時〜17時の時間帯で開催されています。

急に秋めいて来た京都・岡崎にピッタリの芸術ですよ。



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