大家さんおおやさんのBlog

株式会社 若竹寮
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換気扇から・・・?
アパートの仕事は、いろんな時間帯で行われます。
特に家賃などの集金に関しては(最近こそ集金方法の変更により少なくなりましたが)相手が帰宅した後に訪問することもしばしばでした。
留学生の中でも、理系の学部に属している人たちは、研究のための実験が有るので、帰宅時間が遅くなることも珍しくはありません。
結果、私が入居者を訪問する時間帯は、どうしても遅くなってしまいます。
 これはそんな状況でアパートに行ったときの話です。
その日は、入居者への訪問の約束を夜の8時に設定していました。アパートに居住している入居者の大半は部屋に戻っており、季節が秋口だったこともあって、電灯のつき具合で在室なのかいないのかがはっきりしていました。
 たまたまその日は入居者が帰ってくるタイミングが一緒だったのでしょう、それぞれの部屋の台所から夕食を作っているらしき音が響いていました。
 アパートの廊下を歩き、目的の部屋に到着するまでの間、4部屋ぐらいの前を通るのですが、まるで旅をしているのかのような、あるいは万博のフードコートに来ているのかといった雰囲気でした。
 というのも、それぞれの換気扇からお国自慢の食事のにおいがしてくるからです。
ある部屋はどうも餃子、またある部屋はエスニックな炒め物、そして中華炒めのにおいに引き戻され、最終の関門はなんともやわらかいスープの香りです。
 目的の部屋はいまだ向こうにあり、夕食を済ませずにその日最後の仕事として向かった先は、東南アジアのご出身の入居者です。部屋のドアを開けたときに一番いいにおいがしないことを願いながらその部屋に向かうと、怪しい様子が・・。台所灯がともり、家族で滞在のお家らしく奥さんが作業中のようです。
意を決してドアをノック、応答があり、ご主人が近づいてきます。
玄関扉のガラスにご主人の影が大写しになり、ついに扉が開きました。
換気扇が動いていなかったため、外からはその様子をうかがい知ることは出来ませんでしたが、ついにわかったのです。

扉の中はアジアンカレーのにおいが充満していて、調理の熱気とともに私の顔と鼻はカレーのにおいでコーティングされたようでした。

おなかが空きすぎて家賃の勘定を間違いそうになりながら何とか受け取りのサイン。
挨拶もそこそこに逃げ帰って空腹を満たすお店に飛び込みました。
| wakatakeryo | - | 00:53 | comments(2) | trackbacks(0) |
大家さんは、食べ物の好き嫌いがあると出来ませんね。部屋を決める時は、隣人の食趣味を考えに入れなければと思います。

ご苦労様です。
| Maple leaf | 2005/07/16 1:41 PM |

Maple leafさん、コメントありがとうございます。
確かに隣人の食趣味というのは影響があって、私たちの管理する古いアパートなどでもまれに問題が起こります。
それは、上下階間で起こるもので、一階の換気扇から出る匂いが二階の入居者には我慢できないというケースです。
確かに難しい問題ではありますが、食事のバックグラウンドを変更するなど、自分に置き換えてもできそうにないですよね。
| landlord | 2005/07/19 10:20 AM |










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