大家さんおおやさんのBlog

株式会社 若竹寮
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モミジ?・・でしたか。
 いくつかの寮の一つに、昔ながらの共同台所があるアパートがあります。
私自身、寮の仕事をするまでは共同台所というものを目にする機会はありませんでしたが、入居者が利用する様子をみると、いろいろなことがわかってきます。
 まずは、談話室のような役割です。私自身もそうですが、食事時間というのは生活の中でもリラックスできる時だと思います。そのための準備をするのですから、共同台所に来る皆さんはどこかゆったりとしている様子です。たまたま他の入居者と利用時間が重なったりすると、なんとなく会話が始まって、お互いのことを話し合うようです。同じ建物の中にいながら、会話する機会がほとんどないのが普通の共同住宅に住む私にとっては、少し不思議に映る光景です。学校も出身も違う人たちが、同じ建物に住むことをきっかけに知り合い、話し合ってくれることは、大家にとってとてもうれしいことであります。
 そして、まさに共同の意味にかなうのが、次の様子です。それぞれが寮の中で別の部屋に住んでいても、友達同士、一つの部屋に集まって食事をしていることがままあります。そのうち、調理担当のような人が決まってきて、私が気づくときはいつもその人が共同台所で調理をしているのです。その人は調理が終わると出来上がったものを部屋に持ち帰り、寮内の入居者や、以前に私たちの寮に住んでいたけれども現在は他のアパートに移り住んだ友達までもが入れ替わり立ち代りその部屋に集まってくるのです。その部屋は始終にぎやかで、笑い声が聞こえてきます。そのうち、ひとりふたりとバイトに出かけたり、また自分の部屋に帰っていったりします。
 ふーん、と思いながら、次の日また共同台所に行くと、今度は山盛りの煮物らしきものをもって調理担当の人が部屋に帰るところでした。良く見ると飲茶で食べたことのある鳥の足の甘辛煮で、とてもいいにおいです。見とれているのがばれたのでしょう、「オヤ(大家)さんお昼食べた?」と聞かれてしまいました。ちょうど私は昼食後だったので、遠慮すると、「いつでも食べにキテクダサイ」といってくれました。思い返すと、今から考えても惜しいことをしたかな、という気がします。
| wakatakeryo | 留学生さんの一日 | 02:16 | comments(0) | trackbacks(0) |









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